クロージングとは、後押しするためのステップであり、これをやらないとお客が先延ばしをします。すると、どうなるか。二度とサイトには戻ってきてくれません。
そうならないために、WEBサイトにはクロージングが大切です。
掲載する場所は、ページ下部、です。
が、サイトによって表現方法が変わるため、どの部分がクロージングなのかわからない人も少なくないはず。
この記事を書いているのは、WEB制作をしているフリーランスです。LPをつくっていくうちに、クロージングでどんなことを書けばいいかみえてきました。
今回はLPのクロージング事例を出しつつ、どういうアプローチが効果的なのか、具体的に解説しようと思います。
クロージングにおける4つ要素
- その①:特典
- その②:簡易性
- その③:希少性
- その④:保証
LPにおける、クロージングはこの4つに分類されます。
これだけだとイメージしづらいと思うので、実際のサイトを例にご紹介していきます。
その①:特典
特典とは、商品とは別のオファーを出すことを指します。
一般的には、無料、という言葉を使うことが多いです。
コツは、有料級のコンテンツを無料で提供する、です。
具体的にいうと「無料トライアル」です。
一つ事例をお見せします。
この特典は以下です。
- 無料カウンセリングで、
- 学力にあわせた学習法を説明
- そして、教材や学習計画を提案
この特典のいいところは、自分の能力を診断してもらえることです。そして、自分に合った学習方法までこのカウンセリング中に教えてもらえる。これは有料級だと思います。
✔︎効果的なオファー
・カウンセリング
・資料請求
・アドバイス
その②:簡易性
簡易性の意味を調べてみると。
困難や面倒さが少なく、より容易く実施できるさま、またはその度合いなどを意味する語。簡易であるという性質。
参考:weblio
要するに、すぐに行動できるオファーをすることが大事です。
例えば、数字、です。
時間を明確にすることで、ボタンをクリックしたあとのことを想像させてくれます。
電話番号をのせておくのもいいですね。
聞きたいことがすぐに聞ける状況を作っておくと、お客からしても連絡しやすい。
そういう意味でいうと、チャットやLINEも効果的だと思います。
その③:保証
経験則上、返金保証がいちばん効きます。
というのも、商品のお試しができるかのようで利用者の中には「安心して商品を購入できてお得♪」と思う人が多く、
さらには全額返金保証がついていることで企業が商品に自信を持っているという印象を与えることができ、「効果がありそうな商品」というイメージも湧きやすくなります。
✔︎効果的なオファー
・返金保証
・サポート保証
・無料延長保証
その④:希少性
代表例は、キャンペーン、です。
例えば、
- キャッシュバック
- 値引き
- プレゼント
- 友人紹介制度
こちらも特典と同様、使いやすいパートです。
期間限定にしておけば、どのキャンページが効果的なのかABテストすることもできます。
✔︎効果的なオファー
・期間限定
・数量限定
・曜日限定
番外編:追伸
記事LPとか書く人には大事なセクションだったりします。
それはなぜかというと。
LPでは、読み飛ばしをする人がいるからです。
そうなると、最後の部分だけみて、「?」とならないように、要約してあげることが大事です。
例えば、
・この商品が手に入らなかったことを想像させる
・注意事項をのせる(キャンペーンの期間など)
・この商品のメリットを要約する
こんな感じで、どの場所からみてもわかるようにしてあげると、いいと思います。
最後に
今回は、クロージングにおける4つ要素をご紹介しました。
なかでも、特典、は入れておくべきかなと思います。
なぜなら、他社と差別化しやすい、からです。
入れるときは、お客がこれが無料なのか、と思えるモノを惜しみなく提供すると、コンバージョンが上がります。
なお、このあたりは、2ステップマーケティングの考え方だったりするので、また別記事でご紹介したいと思います。