ECサイトといえば、「BASE」や「STORES」「Shopify」など、がありますがこれとは別と考えてください。
というのも、これらは販売ページであり、LPではありません。
LPとはセールスページであり、要するに、興味を持ってもらうためのページ。ここには売るテクニックが必要です。
この記事を書いているのは、WEB制作をしているフリーランスです。LP専用のテーマ「meatup」の制作を頑張ってます。
EC機能をつけたLPどうやって作ればいいか。よくこういう相談をもらいます。
どういう構成にすべきか、またどんなことを書いたらいいのかわからない…これからECサイトを作る方向けに解説します。
リンク先をトップページにしてはいけない
理由はシンプルです。コンバージョンが下がるからです。
こちらをごらんください。
コンフィデンスマンjp + 配信
と、検索した場合、上部にリスティング広告が表示されます。
この場合、どちらがコンバージョンが高くなると思いますか?
パターンA)トップページに遷移した場合、
パターンB)商品ページに遷移した場合、
答えは、B、です
Aの場合だと、このあと、自分の知りたい作品があるかどうか検索する必要がありますよね。
前回、離脱率を下げるために、ページ遷移を減らす、これが効果的だと説明しました。
数字でみると、以下のとおり。
どれくらい上がるとかというと、今までの経験則上、「本サイト」の商品ページにくらべて、「広告専用ランディングページ」は約1.9〜3.2倍、コンバージョン率があがる
参照:<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み
商品専用LPに変えると、2倍以上違う、といれています。
それほど、LPの効果は高い、ということです。
ちなみに、ほかにも効果的といわれているのは以下です。
・カートを一体型にする
・ページ内の動線(リンク)をなくす
・縦長にサイトを設計する
このあたりは少し話が長くなるので別記事「コンバージョンをあげる施策」で、解説しています。
顧客をセグメントに分ける
LPはセグメントに分けてあげるとより効果を発揮します。
ここでは、ユーザを3つにわけて説明します。
- 新規客 → お試しの訴求
- 既存客 → リコメンド訴求(新商品の紹介 etc..
- カムバック → 再度登録したら無料期間あり
上記のように、それぞれ訴求方法が違います。
それにあわせて、LPを作ってあげると、より強力です。
例えば、カムバックの訴求は以下です。
まとめると…
・解約した顧客に対して、
・もう一度登録すれば、
・無料でみれるようにして、
・締め切り期間をつくる
・誘導先は専用LPにする
ポイントは、メール専用のLPがあるということです。
※少し時間が経ってしまっているため、実際にLPは見せられません。スミマセン。とはいえ、こんな感じで、セグメント別にわけてあげるとコンバージョンがあがります。
構成はどうやって作るべきか
LPには「売れる」といわれる型があり、これです。
- 結果 → これは私に何をしてくれるの?
- 実証 → なぜ私に役に立つの?
- 信頼 → ところで誰?
- 安心 → これは綿にも効果があるの?
- クロージング → 特典・希少性など
この型を当てはめると…
例1)銀座カラー
例2)チェキ
このあたりは、ジャンルによって構成が変わってきます。
商品にあわせて「実証」部分を増やしたり、変化をつけてあげるといいです。
>> 構成に関しては別記事にて詳しく解説します
ショッピングカートは一体型にする
多くの場合、ショッピングカートは別機能にです。
とはいえ、別になっているとカゴ落ちする可能性があります。
では、どうやるかというか、サイトと一体型にできるサービスがいいと思います。
具体的には、shopify、です。
一体型の場合、こんな感じで使えます。
shopifyの良い点は、リンクを埋め込むだけで、カート機能が設置できる点がすばらしい。
さらに…
- 決済サービスの種類が豊富
- 購入ボタンが使いやすい
- 既存サイトにもすぐ使える
AmazonPayが強力で、こんな事例があります。
ECサイトの担当者は、“0.0何%~0.何%"というCVRの改善を積み重ね、EC売上の拡大につなげようとしている。「ショップジャパン」が決済サービス「Amazon Pay」を導入したのは2018年10月。その後、ECサイト全体のCVRは導入前と比べて1%も改善した。
要するに、EFOやページ改善よりも、AmazonPayでコンバージョンがあがてしまう方が簡単だということです。
まだ検討している方は、ぜひ。導入も簡単です。
まとめ
ECサイトのLPを作り方に解説してきました。
まとめると…
- 商品ページとは別につくる
- ターゲットに合わせるとCVRがあがる
- 一体型のshopifyを利用する
LPに関しては、セールスライティングが必要になってくるので、技術も必要です。
僕も実際にこちらのアイディアを参考にして、日々制作しています。
ECサイトの運営者はこのあたりを一度読んでおいて損はないと思います。