どうも。さのっちです。
WEBディレクターをしています。最近はクラウドソーシングを利用することが多くなりました。
というのも、制作会社と遜色がないうえに、柔軟かつスピーディーに対応してくれます。
気になる予算についてです。今回はコーディングのみで算出しました。費用の相場は「2万円」ほどです。
とはいえ、案件によってバラバラです。
というのも、ひとえにLPといっても、ボリュームが多かったり、フォーム機能が必要だったりと、要件はさまざまだからです。
なので、案件次第では相場よりも高かったり、逆に安すぎたりと見極めが必要だったりします。
この記事を書いているのは、WEBディレクターをしているフリーランスです。クラウドソーシング歴は7年ほど。外注はすべてクラウドソーシングです。
今回は、LPのコーディングにおいて、知っておくべきことをまとめました。外注で困ったときは、ぜひ参考ください!
※このページを見ている方は「デザインを外注している方」もしくは「自身で作成した方」だと思うので、LP全体の費用に関しては除外します
クラウドソーシングの利用例
まずは実際に納品してもらったデータをおみせします。
こちらのボリュームを「1万」で作業してもらいました。
実際に依頼したことはありませんが、制作会社なら3万〜5万はかかる内容だと思います。
※秘密保持契約上、詳細はご紹介はできませんが、とても仕事が早かったです。
しかも、プロなので修正回数もなし。一発納品でした。
クラウドソーシング歴は7年ほどですが、ここ最近は特に優秀なコーダーさんが多いです。
しかも、20件くらいはこんな感じですぐに集まります。
相場について
ネタバレしておくと、さきほどの案件はかなり安くやってもらった例です(参考にならずスミマセン)
とはいえ、安くするにはコツがあり。継続的に依頼しているコーダーさんだとこんな感じで安くしてもらえたりします。
通常で依頼した場合、HTMLコーディング、2万円が相場です。
アニメーション | +0.5万 |
ボリュームが多め | +1.0 〜 2.0万 |
フォーム付き | +1.0万 |
イメージとしては、システムが入ると少し金額があがります。
例えば、フォーム付きだと、ワードプレスの導入が入ってくるので、+1万円くらい。です。
※このあたりは、「システムが組める人」と「そうでない人」がいるので、依頼するときは確認が必要です。
工数について
3日くらい。こちらのチェックを含めると、営業日5日ほどとっておきましょう。
なお、ポイントは、提案時の納品日、です。
- 納期が遅い人 → ❌
- 納期が早い人 → ⭕️
納期日が遅い人(目安として1ヶ月先)は、案件を複数掛け持ちしているので、淡白な人が多いです。
一方、早い人はレスポンスも早いです。
経験則上、仕事も丁寧なので、納期が早い人を選びましょう。
クオリティを高める交渉術
外注において、一番のリスクは「工数」です。
価格が安いという理由だけで、はじめてしまうと「こんなはずじゃなかった…」と失敗しがちです。
こういうケースの多くは、あとから追加費用が発生したり、納品日が遅れます。
そうならないためにも、仕事内容を明確にしておきましょう。
- PSDデータを共有しておく
- 仕様書を用意しておく
例えば、提案書に「PSDデータから作業」と書くだけでなく、事前にファイルを共有しておく。
アニメーションや、プログラミングが必要な場合は、仕様書を用意しておきましょう。簡単なメモ程度でもいいのでOKです。
こうしておくと、相手も完成イメージを持てるので、見積もりや納品日が具体的に提示してくれます。
クラウドシーシングで募集しよう
では、実際にみていきましょう。
今回は「ランサーズ」を使います。
まずは提案書を作ります。
といっても、このテンプレを使えば、サクッと入れられます。
- 納期について:〇〇月〇〇日まで
- 費用について:〇〇円程度
- 作業内容:PSDファイルから切り出し
- 作業範囲:トップページ1枚
- 用意できるもの:PSDデータ(あらかじめ提示)
実際の提案書はこちらです。
こんな感じの内容でかけば、OKです。
大量に応募がきます…
コーダー案件だと、20〜30件は集まります。
そのため「どの人がベストな人なのか…」と悩むことがあると思います。
こういうときは、事前に条件を絞っておきましょう。
- 金額を明確にする
- 納期を明確にする
具体的な数字を提示すると、人数が大幅に減らせて、精度の高い提案が残っていきます。
このなかから、数名少なくとも2名以上を候補をいれておきましょう。
メッセージでやりとりしましょう
候補を絞った数名に絞ったら、実際にやりとりしています。
ごくたまに、いい提案文なのに、対応がイマイチという感じ人がいます。このあたりは、実際にやりとりしてみて、相性をみていきます。
「なにを送ればいいのかわからない…」そういうときは以下を参考ください。
- 作業内容の確認
- 納期の確認
要するに、提示した内容に問題ないかを確認するだけでOKです。
返信がとても遅い人は、候補から外しておきましょう。
まとめ
いいコーダーさんを選ぶコツは、とてもシンプル、です。
そのときに、きちんと作業してくれる人、これがベストです。
ややこしい条件をつけないのがコツです。
例えば、今後仕事ができる人を一緒に探したい、こう考えると、選択肢が増えてしまい、判断がにぶくなります。
あとは、やはりプロがいいと思います。プロの定義は、本職でWEB制作をしている人、です。
未経験者は安いのですが、修正回数が多かったりしてコストが高くなります。
そうならないためにも、事前にポートフォリオを確認しておくと、正確な判断ができると思います。
今回は、これで以上にします。