どうも。さのっちです。
WEBディレクター歴は7年です。「デザイナー」「コーダー」「プログラマー」など、50名とお仕事してきました。
外注はデザイナーを中心に考えてるとうまくいきます。具体的には以下です。
クラウドソーシング + コンペ
というのも、一番苦労するのが外注先の選定です。
実績がある=イメージ通りのデザインを作ってくれる、これは別だったりします。
なので、提出された作品で判断する。これが外注を成功させるコツです。
なお優秀なデザイナーさんだと、コーディングもできます。ですので、一緒に募集すれば解決です。
今回は、LPをこれから作りたいと考えている向けに書きました!
外注先を選ぶまえに「必要な知識」それと「用意すべきもの」について解説していきます。
なお本記事は、WEB制作外注における完全ガイドです。ぜひ参考ください。
費用は作業範囲で決まる
というのも、LPの作業範囲は広いです。
要するに、どこまで自分でやるか、これで決まります。
デザイン+コーディング | 10万 |
+企画 | 50万〜100万 |
+運用 | 100万〜 |
ベースは、制作費、と考えください。
企画だと、集客まわりの戦略が範囲に入ってきます。運用費は分析や改善、要するにコンサルも入ってくるので費用がグンと上がっていきます。
デザイン+コーディングで選ぶ
これが一般的な制作範囲です。
以下は実際に受けた案件です。
例1)イベント系LP
一般的に制作案件はこのくらいになると思います。このなかに、ディレクション費が入っています。これはWordPressの初期設定込みの金額です。かなり良心的かもです。
例2)パーソナルジム
こちらは、当テーマのカスタマイズ案件となるので、安く設定しています。みてもらったとおり、どちらも制作費だけです。
※ここにさらに、有料素材が入ってくるので、平均10万くらいを考えておけばOKです。
どうやって探すか
提案したいのが、デザイン先行型の発注、です。
- クラウドソーシングで、
- コンペをひらき、
- そこで一緒にコーダーを募集
人が増えいくと、イメージの共有がズレます。
すると、本来かからなかった作業の説明だったり、修正がでて、自分の工数がとられます。
そうならないように、できればデザイナーにコーディングまで依頼できるとベストです。
これは、提案書を以下のように書いておくだけでOKです。
経験則上、優秀なデザイナーほどコーディングまでできます。結果的に、コストが安くなるので、一石二鳥です。
成功されるにはコツがある
- 有料素材を使ってもらう
- 参考URLを掲載する
- ワイヤーフレームを用意する
重要だと思うのは、上記です。
有料素材を使うと、グンとデザインの質があがります。なので、提案書に「有料素材はこちらで負担」書いておきましょう。
1枚あたり2000円ほどかかりますが、出来栄えが全然違います。
あとは参考URLです。これがあると自分が描いているイメージと近いものがあがってきます。
※余談
ワイヤーフレームは必須ではありません。とはいえ、これがあるとないとでは出来上がりが違います。詳しくはこちら「フリーランスに依頼しても大丈夫?LPデザインのみ費用・クオリティ【事例まで全部おみせします】」を参考ください
実際に依頼してみよう
コンペは以下のように作成します。
今回は「ランサーズ」を使ってご紹介します。
※経験上、ランサーズが一番募集人数が多く、クオリティも高いです。
すると、デザイナーから提案がきます。
このなかから、デザインを選んでいきます。
微調整をしたい場合は、こちらのフォームを使っていきます。
デザイナーとメッセージのやりとりができます。
※このときに、コーダー対応も可能かどうかを相談しておくとスムーズです。
✔︎提案文の例
なお今後もお付き合いできるパートナーを探しています。
納品後改めてご相談できると嬉しいです。
もしコーディングもご依頼可能であれば、提案時にお知らせください。
一緒に依頼したときは、提案書に一言いれておきます。
ここまで、発注から納品まで約1ヶ月みておいてください。
もしかしたら全然提案が来ない…と心配になる方もいるかもです。とはいえ、コンペに関しては、最後の1週間が勝負です。
そこから大量に提案がくるようなイメージです。
納品データを受け取ったら完了です。
最後に
外注の良し悪しは金額ではありません。
昔200万ほどかけてサイトを作ったことがあります。
1から制作会社を選び、実績も大手ばかり。やりとりを濃密に行い、とても丁寧に仕事をしてもらいましたが、正直にいいます。
クオリティはクラウドソーシングと変わりませんでした。
自分の目でみて「これだ…!」と思うデザインを選ぶのがベストだと思います。
なので、もし制作会社かどうか悩んでいたら、クラウドソーシングで探してみてください。思った以上に、クオリティが高いものが上がってくると思います。