SEO効果があると言われている理由は2つあります。
- サイトリンクが生成され、アクセスアップが見込める
- サーチコンソールのデータ活用して、リライト対策が行える
一方、コンバージョンが下がるという側面があります。
では、当サイトではどうやっているのか?
記事ごとに出し分ける、というやり方で運用しています。
具体的には、収益ページは目次を表示させず、それ以外は目次を表示させる、といった感じです。
要するに、直帰率を改善しつつ、コンバージョン数を確保できる、ということです。
本記事の信頼性
この方法は、当サイトが運営しているいくつかサイトのデータを元にしています。月間10万PVから計測しているので、データ量としても問題ないはず。
今回は、目次が必要がないジャンルを見極めながら、実際にどういう目次プラグインを入れていけばよいのか、解説します!
まずは「自分のサイトに目次は必要なのか」の判断材料として、
参考ください!
アフィリエイトサイトに目次は必要ない
物を売るには、セールスライティングが重要です。
そして、セールスには型が存在します。
①:興味を持ってもらう段階
②:ほしいと思ってもらう段階
③:決断してもらう段階
バズ部ではこんな風に言い換えてます。
売れるコピーライティングを書くために必要不可欠な10の要素を、の3つに分けてお伝えすると、
① → トップコピー
② → ボディコピー
③ → クロージング参考:バズ部
つまり何が言いたいかというと、「上から順に読み進めないと意味がない」ということです。
もう一つ「CM」を例にだします。
CMの構造は「起→承→転→結」で構成され、物語のように進み、
最後は商品=クロージング、して物語が終わります。
読み飛ばしてしまうと、訳がわからなくなり、意味合いが変わってきます。
要するに「目次をいれたことにより、ユーザが意図しない行動とってしまう」可能があるということです。
では「目次は不要なのか、、」というとそうではありません。
目次が好まれるジャンルがある
代表例をあげます。
- チャートリアル系
- Tips系
- HOWTO系
つまりお役立ち系のコンテンツです。
目次は「一目で自分のほしい情報」かどうか判断するために役立ちます。
ユーザビリティの向上にも、つながりますし、
直帰率を改善にも役立ちます。
ちなみに、SEOの指標のなかには「直帰率」があります。
自分ではコントールできない重要の要素
・被リンク
・サイテーション(言及、引用)
・CTR
・直帰率
上記のとおり、直帰率は重要な要素として取り上げられており、その指標を目次で改善できるとなれば、大きいです。
ショートコードが使えるプラグインを選ぶ
ここまで、目次を「付けたほうが記事」と「つけるべきではない記事」についてご紹介していきました!
つまり、目次は記事にあわせて、出し分けるべきだと言って良いと思います。
記事の出しわけをするには、ショートコードが便利です。
ショートコードが使えるプラグインはいくつかあるので、以下でご紹介します。
TOC+
もっとも使われているプラグイン。アフィンガー制作者のEIJIさん推奨しているプラグインです。
アフィンガー5より、オリジナルデザインが使えます。
ショートコード
html
[toc]
RTOC
デザインがかっこいい!
サイトにあわせて、デザインパターンも変えることができます。サイトのカラーと配色をあわせる、なんてもことも管理画面から設定できます。
ショートコード
html
[rtoc_mokuji]
easy table of contents
その名のとおり。サクサク動きます。
シンプルなデザインで、動作も軽いのでアフィンガー愛用している方もチラホラ。
ショートコード
html
[toc]
上記のとおり、TOC+と同じ内容が使えます。
自作をおすすめしない理由
サイトリンクの生成ができない
これに尽きるかなと。。目次をいれるメリットのひとつでもあり、アクセスアップも見込めます。
さらに、上記で説明したアンカーリンクの生成できないので、リライト施策も行うことができません。。。
SUGOI MOKUJI
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SUGOI MOKUJI(すごいもくじ)
続きを見る
サイトリンクを文字を変更したい、と思ったことはありませんか?
こんなことができます。
- 目次のテキストを自由に変更できます
- 各見出しのクリック率を計測できます
つまり、リライトとSEOの両方を改善できるようになります。
他プラグインでも、指定の文字を除外することはできますが、文字変更までできるのはこのプラグインだけ。
アフィンガーにあわせて作られているので、相性はバッチリ。
※ちなみに、有料です。
お値段は5980円とわりと高めです。決して安くはありませんが、今後リライトに力をいれていきたいのであればあっても損はないプラグインだと思います。買い切りなので購入すれば複数サイトで使えます
設置方法について
もう一度おさらいします。
- ショートコードを使う
- 表示はh2まで
- OFF、表示ONにしておく
僕が愛用している、RTOCを例にしてみていきます。
設定は以下です。
<基本設定>
・表示させる見出し設定:H2まで表示
<プリセットカラー設定>
・定番カラー:グレー
<応用設定>
・目次に戻るボタン:OFF
・Table of Contents default display settings:最初から表示させる
あとの設定はデフォルトのまま使ってます。
設定が完了すると、以下の図のようになります。
画像をみせる(のちほどアップします)
ショートコードの入力は以下のとおり。
html
[rtoc_mokuji heading="h2" ]
例えば、h3まで表示したいときは、パラメータを「heading="h3"」とするだけです。
ショートコードなので、記事にあわせて、出しわけも可能です。
まとめ
- ショートコードで出し分ける
- 直帰率の改善にもつながる
- そして、SEOとして効果も期待できる
当サイトも目次をいれることで、直帰率、滞在時間、セッション数、が伸びました・・!
とはいえ、データをとって、個々で判断していきましょう。
僕のサイトもいくつかは必要ないな、、と感じて目次を外した例もあります。
データの取り方は、こちらに詳しくまとめてあるので、興味がある方は参考ください。