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人を惹きつけるLPキャッチコピーの書き方【結論:ユーザ分析しないと書けません】

 

どうも。フリーランスでWEBディレクターをしている、さのっちです。日々クライアントワークでLPを作っています。

 

そこで、悩むのが、キャッチコピー、です。

 

数字をいれてインパクトを出すべきか、ユーザにささる言い回しはないか、こんな感じでフレーズ選びであっとういう間に時間が過ぎてしまった経験もあると思います。

 

とはいえ、本質的な問題は、ターゲットの明確化、です

 

つまり、ユーザ分析ができていれば、バシッとキャッチコピーが決まります。

そして、ユーザ分析ができるようになると、LP全体の質がグンと上がります。

 

今回は、実際に使っているキャッチコピーの制作ステップを解説していきます。

さらに、例があったほうがわかりやすいと思うので、当記事の制作過程とあわせて、みていきます。

 

ターゲティングが大事です

 

ターゲティングは土台部分、です。

 

これがぶれると、いちから組みなおす必要がでてきます。要するに、土台が違えば、できるものが変わってしまうということです。

 

そんなときに、便利な手法があります。

それは、ライフスタイル、です。

  1. 仕事
  2. お金
  3. 人間関係
  4. 家族
  5. 健康

5つのセグメントに、当てはめていく。という手法です。

 

ある都内で働くWEBディレクターをターゲットにするとします。

①仕事・・・フレックス。出社時間は11時ごろ。帰宅時間は22時と遅めだが、仕事が楽しい。

②お金・・・ほぼ会社にいるのでお金は溜まっていく。最近はスマホゲーム課金気味。とはいえ、土日はきちんと遊んでる

③人間関係・・・プライベートと仕事で遊ぶ人は基本一緒。土日に遊んでいるのは同期ばかり。

④家族・・・独身。実家は神奈川だけどほぼ帰っていない。年に1回帰るかどうか

⑤健康・・・あまり気にしていない

 

こんな感じで、当てはめるとより、この人にどんな言葉をかけると刺さりそうかなんとなくみえてきますよね。

 

ベネフィットを明確にする

 

ベネフィットとは、この商品を購入した結果どうなるか、要するに、期待されるメリットを提示してあげることがポイントになります。

 

ベネフィットに関しては、最低10個はあげてください。

 

具体的には、こんな感じ。

マインドマップにまとめると、視覚化できて便利です。

 

実際に書いていく

 

 

キャッチコピーを書く上で、便利なテンプレートがあります。

 

それは、証言型、です。

証言型というのは、書き手が体験したかのように書く、というテンプレートです。

 

実際に証言型で作ったのがこちら。

ベネフィットと同じように、10個ほどあげました。

 

※ものづくりにおいて、正解はないと思っていて、まずはリストで作ってみる → その中から厳選して選ぶ、このやり方だと、納得いきやすい答えを導きやすい、と思います。

 

数字を使った事例

数字を使うと、信ぴょう性がでるので、キャッチコピーでもよくつかわれている手法です。

 

具体的には。

  • 時間(〇〇分でできる)
  • 人数(利用者〇〇人突破)
  • 割引(〇〇% OFF)
  • 実績(〇〇件達成)

 

数字は、より具体的にイメージさせることに長けています。

 

例えば、こちらのキャプチャーをごらんください。

 

期間をつけることで、実際にどのくらいの作業が明確になっています。時間はとても便利で、問い合わせフォームでよくつかわれています。たとえば、たった3分で入力できる。とか。

 

こちらは、実績を使った数字例です。

 

ここでは、実績数を出すことで、権威性を高めています。ほかにも、いくつの会社から見積もりをとれるのかわかりやすく工夫されています。

 

こちらも実績。

比較他社がいる場合は、NO1という言葉は魅力的です。

というのも、比較している段階のとき、一見どれがいいかユーザは悩んでしまうものです。

 

※ただし、このあたりは注意が必要で、消費庁には「比較広告」に表示規制があります。

要するに、むやみに「NO1」とつけていけないルールがあります。このあたりはを調べた上で載せましょう。

 

まとめ

 

ユーザ分析は、遠回りにみますが、実は近道だったりします。

というのも、ターゲティングができていると、このあとの構成や、ワイヤーフレームにも活かせるからです。

もしかしたら、リスト化はできるけど、絞込みができない。という方もいっらしゃるかもしれません。

そういうときは、アンケートをとるといいと思います。

社内の人に聞いてみたりするのもいいですし、ランサーズを使って集計をとるのもアリです。

実は僕も新しいサービスを出すときは、ランサーズのタスク機能をつかって、アンケートをとってたりします。

このあたりは、長くなるので、また別の記事でご紹介したいと思います。

 

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